みなさん、「有酸素運動」という言葉をよく耳にすると思います。
その有酸素運動ですが、
・悪玉コレステロールを減少させて善玉を増やす
・余分な中性脂肪を落とす
・脳梗塞や心筋梗塞の予防になる
といった利点があることで知られていますね。
減量をする際には、代謝を上げることが大切です。
代謝を上げるには、筋肉量を増やすことが重要です。
特に、胸・背中・腹・脚を鍛えることが良いとされています。
エネルギー消費についてですが、
実は、強度の低い運動や安静時は「糖」よりも「脂肪」の方が多くエネルギー源として使われています。
心拍数が上がりすぎてしまうと、脂肪が使われず(燃焼されず)糖の使用率が高くなります。
有酸素運動であっても、スタート時にはまず血中の糖がエネルギーとして使われ、
その後にエネルギー源が脂肪に変わり、脂肪燃焼が始まります。
そんな理由があって、「有酸素運動は20分以上行いましょう」と言われているのです。
この時の注意点としては「だからと言って、長ければ良いというものではない!」ということです。
関節や筋肉や骨を傷めてしまっては、意味がありません。
継続できることが大事です。
目安として、心拍数があります。
毎分「220ー(自分の年齢)」が最大心拍数となります。
脂肪燃焼させたい時には、体調や既往歴にもよりますが
これの60~80%が良いとされています。
30歳の人を例に挙げると、
(220ー30)×0.6~0.8=190×0.6~0.8=114~152
毎分114~152回の心拍数でできる運動が脂肪燃焼に適したものということになります。
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