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脂質異常症について学ぼう

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みなさん、毎年、健康診断を受けていらっしゃいますか?

「脂質異常症」について、簡単ですがお話しましょう。

「脂質異常症」についてお話をする前に、まずコレステロールについてお話します。


コレステロールについて

コレステロールとは、ヒトの体内に存在している脂肪の1つです。

「脂質」には「単純脂質」「複合脂質」「誘導脂質」があります。

その中の「誘導脂質」に存在します。


脂質は水に溶けません。

・・・ということは、「血中に単独で存在することができない」ということです。

アポタンパク質と結合して、「リポタンパク質」という物質に変化します。


中性脂肪は小腸で吸収されると、そのリポタンパク質に組み込まれます。

そして、血中を循環し、各組織に運ばれていきます。

リポタンパク質にはいろいろありますが、重要なのは以下の2つ。


LDLコレステロール(低比重リポたんぱく質)は、肝臓で作られたコレステロールを全身に運びます。

HDLコレステロール(高比重リポたんぱく質)は、身体の中に余ったコレステロールを抜き取り、回収して、肝臓に運びます。これにより、動脈硬化を防止します。そのため「善玉コレステロール」と呼ばれています。


LDLコレステロールが増えると動脈硬化を促すので「悪玉コレステロール」と呼ばれますが、不足すると、脳出血など健康に害を及ぼします。

コレステロールは細胞膜の構成成分・胆汁酸やステロイドホルモンの材料です。

中性脂肪も、エネルギーの貯蔵物であり、保温効果や外からの衝撃を和らげる働きがあります。


===== 余談 =====

動物の体内に存在するステロール類の多くが「コレステロール」で、植物に存在するものが「エルゴステロール」といいます。このエルゴステロールは、椎茸などの菌類や酵母に含まれていて、コレステロールの吸収を抑えてくれます。

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脂質異常症とは

LDLコレステロールが多い、逆に、HDLコレステロールが少ない、又は、中性脂肪が多くなりすぎている状態が続く症状のことをいいます。

2007年以前は「高脂血症」と呼ばれていました。

自覚症状はありません。上記でも申し上げたように、動脈硬化の要因になります。又、脳血管障害や心疾患につながります。


LDL÷HDL で「LH比」を調べることができます。

これが2.0以下だった場合には他に病気はないとされ、既往歴で「高血圧」「糖尿病」「心筋梗塞」などがある場合には1.5以下が望ましいとされています。


尚、脂質異常症の判断基準(空腹時の採血検査において)は以下のようになっています。

LDL  140mg/dl 以上
HDL   40mg/dl 未満
中性脂肪  150mg/dl 以上

原因となるものは、肥満・運動不足・飲酒・喫煙です。


ラードやベーコン・ウィンナーなど動物性油脂の摂取を控え、オリーブオイルや胡麻油のような植物性油脂を(過剰摂取に注意しながら)摂りましょう。

大豆製品を積極的に食べましょう。

飲酒は週に2日はお休みしましょう。

有酸素運動をしましょう。

(参考: https://ameblo.jp/satorikosan-akatsubaki/entry-12758661898.html)